学祭のゲストの芸人さんの話。
芸能人も知らない人なら、つまらん。
三次元の人間に対して、あまり興味を持てないタチ。
テレビだってほとんど観ない。観るのは録画したアニメだけ。
学祭のステージ横、楽しむミーハーや友人たちの後ろで、スマホをいじり続ける。
芸人さん、すごく頑張ってステージやってくれてるから、ちゃんと笑って聴きたいなぁ…て思うのと、最近三次元の人間と毎日のように話してたせいで疲れて、ゆっくりネタを楽しむ気になれないなぁ…て思うのと。
そんな自分が嫌になる。ぴくりとも笑えなくなってる私が。
笑わせて。もっと、笑いたいな。
逆か。笑って聞いてりゃ面白いと思えるのか。
スマホ置くか。
何が面白いんだろうなんて考えるのは無粋だ。
面白いから面白いのだ。
きっとそうだ。
こういうときに、自分がいわゆる大衆からは外れている気がして気落ちする。
昨日、LINEで親友とひたすら言い合っていたように、生きづらい、生きづらい、生きづらい。
まあ、私のための世界じゃないから、その世界の隅で行かしてもらってるから、仕方ないのだろうけども。
嫌だなぁ。何だか。
芸能人という肩書きをとってしまえば、大学生が身内ネタのコントをして盛り上がっていた方が面白かったりする。
そんなものだ。
そんなこときっと分かってるのに頑張ってるんだ。仕事って大変だ。
同情するなら笑ってくれって思ってんだろな。
…芸人相手だからって観客が暴言吐いていいの?調子乗っていいの?
きっと私は、こういう見世物の観客に向いてない。
いや、何だろ、それは言っちゃいけなくない?ってこと、あるじゃん。それを上手いことくぐり抜けて笑わせてくれたら最高なんだけどな。
難しいよね。
でも、観客を傷つけてしまう言葉ってあるじゃん…外見のこととか。
芸人さんはそんなこと言わないけどさ、観客側がさ、何だかな。
うーん、居心地が悪い。