自分の話をします。

初めてみました。

社会学の話。

私は
社会学を馬鹿にする奴が嫌いだ。
何言ってんだあの教師って言われると、傷ついてしまう。
私がずっと感じている生きづらさを、わざわざ問題にして、取り上げて、なんかおかしくない?って話してくれる。
そうだよね、やっぱり問題だよねって嬉しくなってるところに、
何言ってんだ馬鹿じゃねえのって、声が聞こえてくる。
お前らみたいなのがいるから、問題が無くならないんじゃないかって歯痒くなる。
ようやく得た心の拠り所を、踏み潰されたような気持ちになる。

社会学のゼミに入ろうかって悩んでる。
でも、そのたびに、私は三次元の人間に対しては興味がわかないことに気づく。
結局、私は、自分の話だと感じるから、社会学が好きなのだ。
または、架空の世界の構成要素として重要だと感じるから、好きなのだ。
私に、他人のコミュニティを分析する社会学はきつい。
個人的に慕ってる社会学の教授に対しても、私には学習する資格がないのでは?と聞きたくなってしまう。
それに、毎度毎度、社会学を馬鹿にする声を聞くたびにはらわたが煮えくり返ってる。
そんな人間が社会学を研究したりすれば、情緒不安定に拍車がかかるだろう。

人をネタに笑いを起こす人が嫌いだ。
自分をネタに人を笑わせようとしてくれる人は大好きだ。
この前、サークルで男子が振りを教えてくれたとき、他の女子から罵倒が浴びせられてた。これが私たちのチーム。もう、私は慣れっこだけど、おかげさまで自信は無くなった。苛立ちの負債が溜まってる。きっと、吐けば良いだけなんだけど、吐く勇気もない。そんな自分をずるいと感じている。
振りが進むにつれて、いつも生き生きとしているその男子は、自信なさげに話すようになった。
ショックだった。
そんな短時間で、変わるものなのかと。
同時に嬉しかった。
自信を無くした私は、何も特別弱かったわけではないと。
先生からも、冗談めかして注意された。
女子たち、そんなに男子をいじめんなって。
きっとチームメイトたちにその言葉は伝わってない。
先生が注意することってそうそうない。
相当見るに耐えない状態だったんだ。
でも、雰囲気を暗くするのが嫌で、オブラートに包んだんだ。
それに、みんなどうして気づかないの?
どうしてそれに気づいておきながら、私は何も言わないの?
ずるい。私はずるい。
何も言わないこともずるい。
何も言わないことを心の中で責め立てて、私はあいつらとは違うって善人面してるのもずるい。
ずるいずるいって並べ立てて、罪悪感あるって言って、許されようとしてるみたいだ。

だから、えっと、何だっけ。